
予防歯科治療とは
専門家による定期的なメンテナンス
むし歯などの治療をした後、4ヶ月、6ヶ月などの一定期間が経ってから再び診察することをリコールと言います。リコールは症状が改善されているのか、また、新しい病気にかかっていないかを確認するために、とても大切です。
リコールの時は病状の確認ばかりでなく、ブラッシングの大切さを改めて確認したり、歯石などが溜まっている場合にはスケーリング・ルートプレーニング(歯石除去)も行います。長期的でみれば、リコールを行っている方とそうでない方とでは、歯を失う確率に大きな差がでていることがわかっています。
スケーリング
歯石は自分で取り除くことはできません。定期的に歯石は取り除くことが大切です。これをスケーリングといいます。
またルートプレーニングによって歯ぐきのさらに奥の歯根面を滑らかにしてプラークをつきにくくします。
PMTC
PMTCとは、プロによる歯のクリーニングを意味します。具体的には歯石の除去やクリームを使った器械的研磨を行うことです。むし歯や歯周病の予防になります。
約20年ほど前に、むし歯・歯周病の予防管理を目的として北欧でシステム化され、現在多くのリサーチに裏付けられて着実な実績をあげている方法です。
フッ素塗布
フッ素にむし歯を予防する作用があることをご存知の方も多いのではないでしょうか?
フッ素を含むゼリータイプの塗布剤で歯をコーティングすることによってむし歯を予防することができます。